㈱サイト・箱石建築工房・㈱菊地建設の共同提案体で、東日本大震災津波メモリアルモニュメントの設計・施工に携わらせていただきました。
うみどり公園内(宮古市役所旧庁舎跡地)
メモリアルモニュメントの4つの塔には、記憶・鎮魂・伝承・希望の意味が込められています。
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記憶の塔 塔の高さ 2011㎜(約2m) 東日本大震災が発生した2011年を表しています。 時計の針が示すのは、地震発生時刻の14時46分です。 | 鎮魂の塔 塔の高さ 3.4m 震災時のこの場所の津波浸水高を表しています。犠牲者の方々への追悼の意を込めて、「鎮魂の鐘」を設置しています。 |
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伝承の塔 塔の高さ 4.4m 中央部分に震災の概要を記し、宮古市に関わる震災の情報や被害状況を知ることができます。 (宮古市の震災伝承について詳しくはこちら) | 希望の塔 塔の高さ 5.5m 震災から復興までの10年間の歩みを10個の点で表現し、交わる線はこれまでの多くの支援や人々とのつながりを意味しています。上部のステンドガラスは宮古市の花「はまぎく」が表現されています。花ことばは「友好」「逆境に立ち向かう」まさに宮古市を象徴する花です。 |
東日本大震災の記憶を風化させない、震災から得た教訓を後世へ伝えることが、何よりの防災・減災につながります。
近くにお寄りの際は、ご覧になってください。